
「愛犬が骨を丸呑みしちゃった!」と焦った経験、ありませんか?実はこれ、とても危険な行為なんです!
この記事では、犬が骨を丸呑みするリスク、緊急時の対処法、そして安全な骨の与え方や代替おやつまで、20代~40代の飼い主さん向けにわかりやすく解説します。
これで、もう骨の丸呑みでハラハラドキドキする必要はありません。
なぜ犬は骨を丸呑みするの?その意外な理由とは
実は、犬が骨を丸呑みするのは、野生時代の本能の名残なんです。
昔は、群れで狩りをした獲物を他の犬に奪われないよう、急いで食べなければいけませんでした。そのため、よく噛まずに丸呑みする習慣がついたと言われています。
現代の愛犬にも、この名残が受け継がれているんですね。
骨を丸呑みするリスク、これだけは知っておいて!
骨の丸呑みは、愛犬の命に関わる危険性も秘めています。主なリスクは以下の3つ。
- 窒息の危険性
大きな骨や尖った骨が喉に詰まり、呼吸困難を引き起こす可能性があります。愛犬が咳き込んだり、ゼーゼー息をしたり、口を触る仕草を見せたら要注意!すぐに動物病院へ連絡しましょう。 - 消化器系のトラブル
骨が胃や腸で消化されずに詰まったり、消化不良を起こして嘔吐や下痢、便秘を引き起こすことがあります。便に血が混じっている場合は、内臓を傷つけている可能性もあります。 - 内臓損傷の恐れ
鋭利な骨が胃や腸などの内臓を傷つけ、深刻な事態に発展することも。最悪の場合、手術が必要になるケースも少なくありません。
これらの症状が見られたら、一刻も早く獣医師の診察を受けましょう。早期発見・早期治療が大切です!
愛犬が骨を丸呑みした!落ち着いて、こうやって対処しよう
万が一、愛犬が骨を丸呑みしてしまったら、落ち着いて以下の手順で対処しましょう。
- 状況をよく観察
愛犬の様子を注意深く観察しましょう。咳、嘔吐、よだれ、呼吸困難、元気がないなどの症状が出ていないか確認することが重要です。 - 口の中をチェック
口の中に骨が見える場合は、ピンセットなどで慎重に取り除きましょう。ただし、無理に引っ張ると、かえって状況を悪化させる可能性があるので、無理は禁物です。 - すぐに動物病院へ連絡
症状の有無に関わらず、骨を丸呑みした場合は、必ず動物病院に連絡し、獣医師の指示を仰ぎましょう。
自己判断で対処せず、専門家のアドバイスを受けることが大切です。状況によっては、催吐処置や内視鏡検査などが必要になる場合もあります。
犬に骨を与えるなら、ここを押さえて!安全な与え方
「骨を与えるのは絶対にダメ!」というわけではありません。骨を噛むことで、歯垢の除去や顎の強化、ストレス解消などのメリットもあります。
ただし、与え方を間違えると危険なので、以下の点に注意しましょう。
- 骨の種類
鳥の骨、特に加熱したものは避けて!縦に裂けやすく、消化器官を傷つける危険性が高いです。牛骨や豚骨は比較的安全ですが、新鮮で十分に加熱処理されたものを選びましょう。 - 骨のサイズ
愛犬の体の大きさに合ったサイズの骨を選びましょう。小さすぎると丸呑みの危険性が増し、大きすぎると顎を痛めたり、喉に詰まらせる可能性があります。 - 加熱処理
生の骨は細菌や寄生虫のリスクがあるので、必ず加熱処理してから与えましょう。ただし、高温で長時間加熱すると、骨がもろくなり、破片が鋭利になるため、注意が必要です。圧力鍋で加熱するのがおすすめです。 - 適切な量
あげすぎは禁物!消化不良や便秘の原因になります。おやつは1日の摂取カロリーの10%以内を目安に、適切な量を与えましょう。 - 常に監視
骨を与えている間は、愛犬から目を離さないようにしましょう。丸呑みしたり、喉に詰まらせたりする危険性があるので、注意深く見守ることが大切です。
安心安全!骨の代わりにオススメの噛むおやつ
骨の代わりに、安全な噛むおやつを与えるのも良い方法です。
鹿の角: 長持ちする上に歯磨き効果も期待できます!

画像引用:楽天市場
鹿の角は、天然素材100%で安心安全な上に、長持ちするから経済的です。硬くて丈夫だから、噛むことで歯垢を除去し、歯石の沈着も予防してくれます。
遊びながらデンタルケアができる、まさに一石二鳥のおやつです!愛犬も大満足の鹿の角、ぜひ試してみてください。
犬用ガム: 歯石予防や歯磨き効果が期待できる定番おやつ!様々な種類があるので、愛犬の好みに合わせて選んであげましょう。

画像引用:楽天市場
歯磨き大嫌いなワンちゃんも、これなら楽しくデンタルケアができます。豊富なおいしさで、噛むのが大好きな愛犬も大満足間違いなし。
歯垢を落として口臭を予防、お口の健康をサポートしてくれる犬用ガム。毎日のおやつで手軽にケアを始めましょう。
アキレス腱、ジャーキー: 硬すぎず消化しやすいので、シニア犬にもおすすめです。

画像引用:楽天市場
噛むのが大好き!でも硬すぎるおやつはちょっと心配…そんなワンちゃんにぴったりなのが、アキレス腱やジャーキーです。
適度な噛み応えで満足感たっぷり、シニア犬にも安心して与えられます。素材本来のおいしさで、愛犬も夢中でカミカミ!おやつタイムがもっと楽しくなりますよ。
まとめ:愛犬の安全のため、正しい知識を身につけよう!
骨は犬にとって魅力的なものですが、与え方を間違えると大変危険です。安全な骨の与え方や代替となるおやつについて理解し、愛犬の健康を守りましょう。
そして、何か異変があれば、すぐに動物病院に相談してくださいね。