「おすわり」って教えたのに、気づいたら飛びついてきちゃう…そんな悩みを持つ飼い主さん、意外と多いんです。
実は、「おすわり」が続かないのにはちゃんとした理由があって、愛犬が飛びつくのをやめさせるにはコツがあるんですよ。
そのコツはズバリ、「飛びつきたいタイミングで、まず『おすわり』をさせて落ち着かせる」こと!
最初は少し手間かもしれませんが、これを続けると「おすわり」への意識が高まって、飛びつきもグッと減っていきます。
では、なぜ「犬がおすわりが続かず飛びつく」のか?その理由を理解しながら、少しずつ改善していきましょう。
愛犬が「犬がおすわりが続かず飛びつく」という悩みを解消するために、日常の中で試せるコツや具体的なトレーニング法を、この後じっくりご紹介していきますね!
愛犬が「おすわり」を続けられず飛びつく理由とは?
「どうしてうちの子は飛びついちゃうんだろう?」と感じること、ありますよね。
まずは、飛びつき行動の背景にある「犬の気持ち」を理解しましょう。実は、次のようなケースが多いんです。
- 嬉しくて我慢できない!
飼い主さんが帰ってきたり、遊んでいる最中など、嬉しさのあまり抑えきれずに飛びついてしまいます。
特にエネルギッシュな子は、喜びを飛びつきで表現することが多いですね。 - かまってほしくてつい…
愛犬も、人と同じで注目されたい気持ちがあります。特に「寂しい」と感じたときは、飛びつきがちに。
これは愛犬からの「もっとかまって!」というサインです。 - ちょっと怖いけど勇気を出して…
知らない人や他の犬と出会うと、不安や警戒心から飛びつくことがあります。これは、恐怖心を抱えつつ「自分を守ろう」とする自然な行動です。
これらは犬としての本能的な反応ですが、飛びつきが癖になるとやがて「困った行動」になってしまいます。
そんなときこそ、犬の気持ちに寄り添いつつ、正しいしつけで適切な行動を教えていきましょう。
飛びつきをやめさせ、おすわりを続けさせるための基本ポイント
飛びつき防止やおすわりを定着させるには、次の3つのポイントがとても大切です。
家族全員で同じ対応をすること
家の中でも誰かが「飛びつきオッケー」だと、犬が混乱してしまいます。家族みんなで同じ対応をすることが一番の基本!
飛びついたときには全員が同じ反応をして、「飛びつきはNG」というルールを理解させましょう。
行動直後に褒める・注意すること
犬は行動と結果を素早く関連づけます。おすわりができたときはその場でしっかり褒め、飛びついたらすぐにやめさせる。
このタイミングを逃さずに!
ご褒美を上手に使うこと
褒め言葉やおやつなど、犬が嬉しくなるものを使って良い行動を定着させましょう。
短く「えらいね!」「すごい!」と声かけするだけでも、愛犬のモチベーションがアップしますよ。
おすわりを続けさせ、飛びつきを防ぐ具体的なトレーニング
犬がおすわりを続けられず飛びついてしまうのを防ぐには、適切なトレーニングが必要です。
ここでは、おすわりをしっかりと維持させ、飛びつき行動を改善するための具体的な方法を紹介します。
おすわりをしっかり覚えさせるステップ
- おやつを使って興味を引く
愛犬の注意を引くために、おやつを手に持ってください。「今日は何かくれるのかな?」とワクワクしているときにトレーニングを開始! - おやつを鼻先からゆっくり頭上へ
おやつを犬の鼻先に近づけ、少しずつ頭上へ持ち上げます。犬が自然にお尻を下げて座る姿勢になりやすくなります。 - 座ったら「おすわり」と声をかける
お尻を下げた瞬間、「おすわり」と声をかけ、数秒座ったままをキープ。 - 褒めながらご褒美をあげる
「えらいね!」とたっぷり褒めてからおやつをあげてください。犬も「これでいいんだ」と安心します。
おすわりの時間を少しずつ延ばすステップ
- 最初は数秒から始め、慣れてきたら少しずつ時間を延ばしてみましょう。どれくらいの時間ならできるか、少しずつ挑戦!
- 「おすわり」している間に褒めたり、たまにおやつをあげたりすると、維持がしやすくなります。
飛びつき防止のための別の行動を教える
- 飛びつきそうなときは「おすわり」と指示
飛びつきそうになった瞬間に「おすわり」と指示します。飛びつく行動とおすわり行動を自然に切り替えることで、習慣化していきます。 - おすわりができたら、即座に褒めてご褒美
ここでもご褒美を上手に使って、飛びつくよりもおすわりが良いと感じさせるようにします。 - 「おすわり=褒められる!」と覚えさせる
これを繰り返すことで、飛びつきの代わりにおすわりをするように誘導。根気強く続けることがポイントです!
日常生活での飛びつき防止テクニック
トレーニングだけでなく、普段の生活で気をつけるポイントも重要です。次のようなシーンで実践してみましょう。
- 来客時の対応
来客があるとき、あらかじめ「おすわり」で待たせてからリードをつけておきます。
来客が入る前に犬が落ち着いていると、飛びつきを抑えやすくなります。 - 散歩中の飛びつき防止
散歩中に他の犬や人が近づくときは、まず「おすわり」で落ち着かせるのがポイントです。
飛びつく前に指示を出して、落ち着きを取り戻させます。
トレーニングがうまくいかないときの見直しポイントと専門家への相談
「頑張っているのに、どうしてもうまくいかない…」と感じることもありますよね。そんなときは次の点を確認してみましょう。
- 家族みんなが同じ対応をしているか?
誰か一人でも違う対応をしていると、犬が混乱する原因に。 - 褒める・叱るタイミングがずれていないか?
犬は瞬間的に行動を覚えます。できるだけ「すぐに」反応することで効果が高まります。 - ご褒美の頻度は適切か?
最初は頻繁に褒めたり、ご褒美を与えると良いです。少しずつ頻度を減らしていくことで、自然な行動として覚えていきます。
上記のポイントを試しても改善が見られない場合は、ドッグトレーナーに相談するのも一つの方法です。
トレーナーは犬の性格に合わせて適切なアプローチを提案してくれるので、飼い主さんと愛犬の関係がよりスムーズになりますよ。
犬のしつけは時間がかかるものですが、焦らず一歩ずつ進めていけば大丈夫です。
愛犬が「おすわり」を続けられるようになり、落ち着いて過ごせるようになるまで、日々の積み重ねを楽しんでくださいね!
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