
この記事にたどり着かれたということは、ついに子犬を家族に迎える日が来たんですね!おめでとうございます!
小さな命との出会いは、きっと胸がいっぱいになるような感動と、これから始まる新しい生活へのワクワクで満ち溢れていることでしょう。
でも、初めて子犬を迎えたら、「何を最初にすればいいの?」と不安に思うこともたくさんあるはず。
そこで今回は、子犬を迎えたら最初にするべき10のことを、子犬との生活がより楽しく、幸せなものになるように、丁寧に解説していきます。
安心できる空間を用意しよう:初めての夜を快適に
子犬にとって、初めての家は不安でいっぱい。まるで母親から引き離されたように感じているでしょう。
だからこそ、安心できる「聖域」を作ってあげることが重要です。静かで少し暗い場所を選び、クレートやサークルを設置してあげてください。
柔らかなベッドや、お気に入りのタオルなどを敷いて、安心感を高めてあげると良いと思います。
また、室温にも気を配り、暑すぎず寒すぎない快適な環境を作ってあげてください。
特に初めての夜は、子犬の不安を取り除くため、クレートの近くに座ったり、優しく声をかけたりして、安心させてあげると良いですよ。
子犬が落ち着いて眠りにつけるように、穏やかな環境を作ってあげることが大切です。
トイレトレーニングを始めよう:成功のコツは早期スタート
トイレトレーニングは、子犬を迎えてすぐに始めることが成功の秘訣です。なぜなら、子犬は学習能力が高く、早いうちに正しい習慣を身につけることができるからです。
まず、トイレシートを設置する場所を決めたら、子犬をこまめにその場所に連れて行きましょう。排泄に成功したら、盛大に褒めてあげ、ご褒美をあげるのも効果的です。
逆に、失敗した場合は叱らず、黙って片付けるに留めてください。
子犬が排泄するサイン(ソワソワ、くるくる回る、床の匂いを嗅ぐなど)を理解し、サインを見せたらすぐにトイレシートに連れて行きましょう。
食後、睡眠後、遊んだ後などは特に排泄しやすいタイミングなので、忘れずにトイレに連れて行ってあげてください。
子犬は膀胱が小さく、我慢できる時間が短いので、こまめなトイレ休憩を心がけると良いでしょう。
しつけの基本を教えよう:アイコンタクトと名前の認識
子犬との信頼関係構築は、アイコンタクトと名前の認識から始まります。
これらの基本的なしつけは、今後のトレーニングの土台となるため、子犬を迎えてすぐに始めるのがベストです。
トレーニングは、子犬にとって楽しい経験となるように、短時間で行い、褒美を使って積極的に強化していくことが重要です。
アイコンタクトのトレーニングでは、おやつを使って子犬の視線を自分に向けさせ、「〇〇(名前)、こっち」と言いながらアイコンタクトが取れたら褒めてあげましょう。
名前の認識トレーニングでは、名前を呼んで反応したら、褒めてご褒美をあげます。遊びの要素を取り入れながら、楽しく学習を進めていきましょう。
安全な環境を整えよう:子犬の好奇心と危険から守る
子犬は好奇心旺盛で、何でも口に入れてしまうため、家の中には危険がいっぱい。まるで宝探しをするように、あらゆるものを探索しようとします。
子犬にとって危険なものは、手の届かない場所に移動させるか、完全に撤去しましょう。
電気コード、洗剤、薬品、観葉植物、人間の食べ物(特にチョコレート、ネギ類、ぶどう、キシリトール)、小さな玩具などは特に注意が必要です。
誤飲は命に関わることもあるため、徹底的な安全対策が重要です。また、脱走防止のため、玄関や窓の施錠を常に確認し、柵やゲートなどを活用しましょう。
庭がある場合は、フェンスの隙間や、犬にとって有害な植物がないかを確認し、安全な遊び場を確保してあげてください。
食事について学ぼう:健康な成長のための適切な栄養
子犬の健康な成長を支えるには、適切な栄養バランスが欠かせません。年齢や犬種、活動量に応じた子犬用フードを選び、適量を適切な回数で与えましょう。
特に、高品質なタンパク質(例:鶏肉や魚由来)、骨や歯の発達を助けるカルシウム、脳や視力の発達に役立つDHA/EPAなどを含むフードが理想的です。
アレルギーの心配がある場合は、獣医師に相談してアレルギー対応のフードを選ぶと良いでしょう。
フードのパッケージに記載された給餌量を参考にしつつ、子犬の体重や成長に合わせて量を調整してください。
また、常に新鮮な水を用意し、自由に飲めるようにしておきましょう。水の汚れは子犬の健康に悪影響を与えることもあるので、こまめに交換してください。
なお、人間の食べ物は子犬に消化器官への負担やアレルギー反応を引き起こす可能性があるため、与えないように注意しましょう。
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動物病院を探そう:健康管理のパートナー
子犬を迎える前に、信頼できる動物病院を見つけておくことは、子犬の健康管理においてとても重要です。
かかりつけ医は、子犬の健康を支えるパートナーとなります。
口コミや評判だけでなく、病院の雰囲気や獣医師との相性、診察内容や対応時間、アクセスの良さなどを確認し、実際に足を運んで納得のいく病院を選びましょう。
子犬を迎えた後は、ワクチン接種やノミ・ダニ予防、健康診断などのスケジュールを獣医師と相談して決めてください。
定期的な健康診断は、病気の早期発見と治療につながります。
また、突然の病気やケガに備え、安心して飼育を続けるためにペット保険への加入も検討しておきましょう。
社会化トレーニングを始めよう:他の犬や人との交流
社会化トレーニングは、子犬が他の犬や人、様々な環境に慣れるための重要なプロセスです。
特に生後3週齢から12週齢頃までの社会化期は、性格形成に大きな影響を与えるため、この時期に積極的に様々な経験をさせてあげましょう。
例えば、パピーパーティー(子犬同士が遊びながら学べるイベント)に参加したり、ドッグランで他の犬と安全に遊ぶ機会を作ることです。
また、散歩中には他の犬や人、車などに慣れさせるとともに、様々な年齢や服装の人と触れ合えるよう工夫してください。
ただし、無理強いは禁物です。子犬が怖がる様子を見せた時は、一度距離を置き、安心できる環境を整えながら楽しい経験を増やしていきましょう。
適切なグルーミングを学ぼう:清潔で健康な状態を保つ
グルーミングは、子犬の健康を保つために欠かせないケアです。ブラッシングは、被毛をきれいに保つだけでなく、皮膚の状態を確認する良い機会にもなります。
犬種に合ったブラシ(例:短毛種にはラバーブラシ、長毛種にはピンブラシなど)を選び、優しくブラッシングしてあげましょう。毎日行うことで抜け毛対策にもなります。
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歯磨きは、歯周病予防に欠かせません。子犬のうちから歯磨きに慣らし、毎日の習慣にしましょう。犬用歯ブラシやペーストを使うと効果的です。
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耳掃除は、耳ダニや感染症を防ぐために重要です。獣医師に正しい方法を教わり、無理に奥まで掃除しないように注意しながら、月に1~2回を目安に行いましょう。
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また、爪切りも定期的に行い、適切な長さを保つことでケガを防ぐことができます。
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必要なグッズを揃えよう:快適な生活をサポート
子犬を迎える前に、必要なグッズを揃えておきましょう。首輪やリード、ハーネスは散歩に欠かせないアイテムです。成長に応じてサイズ調整が可能なものを選ぶと便利です。
フードボウルや水飲みは、子犬の体高に合ったものを用意し、食べやすい姿勢をサポートしましょう。
また、安全なゴム製や布製のおもちゃを用意すると、誤飲の心配が少なく安心して遊ばせることができます。
クレートやサークル、ベッドは、子犬にとって安心できる場所を提供します。特にクレートは、移動時や災害時にも役立つので、慣れさせておくと便利です。
さらに、トイレシートや消臭スプレー、お手入れ用品なども忘れずに準備しましょう。
飼い主としての心構え:責任と愛情を持って共に暮らす
犬を飼うということは、その一生涯にわたる責任を負うことを意味します。
飼育には、フード代や医療費、グッズ代などの費用がかかります。
- 小型犬の場合:約10,000〜15,000円
- 中型犬の場合:約15,000〜25,000円
- 大型犬の場合:約20,000〜40,000円
一般社団法人ペットフード協会の調査によると、犬に関する月々の支出総額は平均で約13,843円とされています。この金額は犬種や飼育環境によって変動するため、個々の状況に応じた予算管理が重要です。
また、旅行中の預け先や引っ越し先での環境適応など、生活環境の変化も犬にとって大きなストレスとなることを理解しておきましょう。
家族全員で協力し、愛情を注ぎ、犬と共に成長していくことが、犬との暮らしの醍醐味です。
しつけやトレーニングに悩んだ時は、専門家やドッグトレーナーに相談することも選択肢の一つです。
オンライン相談サービスなども活用しながら、適切な方法で向き合いましょう。
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まとめ
子犬を迎え入れることは、大きな喜びであり、同時に責任を伴う出来事です。
今回お伝えした『子犬を迎えたら最初にするべき10のこと』は以下のとおりです。
- 安心できる空間作り
- トイレトレーニングの開始
- しつけの基本を教える
- 安全な環境を整える
- 食事について学ぶ
- 動物病院を探しておく
- 社会化トレーニングの開始
- グルーミングで清潔&健康な状態にする
- 必要なグッズを揃える
- 飼い主としての心構えをしっかりする
以上、この10のことを用意してあげて、子犬の健やかな成長と、あなたと子犬の幸せな共同生活の第一歩を踏み出してください。